難しい用語のレッスン1

8月 01
Top > ニュース >難しい用語のレッスン1

私は、この業界しか働いたことが無いのですが、それにしてもこの業界の技術用語を使うのがとても苦手です。そのため、今回は自分の勉強も兼ねて、コンピュータ技術者がフツーに使用している言葉についてご説明をしたいと思います。

特にインターネットに必要な知識のIPアドレスとルーターについてご説明をします。

さて、現在のインターネットを支えるのはIPネットワークです。 IPとはInternet Protocolのことで、プロトコルとは儀礼的な約束ごとだと思えばいいで しょう。 すなわち、こちらがお辞儀をすると、相手がそれをお辞儀と認識しなければ、何か下を見ているのだなぁー と感じるでしょう。これでは、意志の疎通は無理です。コミュニケーションの第一歩がプロトコルです。それがインターネットとなると、その特徴としては

パケット通信,分散処理,Peer to Peer,ベストエフォート
などがあげられます。

そしてIPネットワーク上で個々の通信対象を識別するための番号が、 IPアドレスです。 コンピュータ的な表現だと、32ビットの数値になり ます。 これでは人間には覚えにくいので、 8ビットずつに区切って表示するのが一般的です。 8ビットだと10進数で0~255までの数値になる ので、 これを4つ、ピリオドで区切って並べます。 例を挙げれば、192.168.1.10などです。ひとつの会社でこのIPアドレスが重複することはありません。

重複した場合はエラーが出るような仕組みとなっています。

パケット通信
パケット通信とは、データをある特定の大きさに区切って伝える方法です。 単に区切っただけではなんのデータだかわからなくなるので、 宛先と発信者、何番目のデータか、 などといった情報(ヘッダ)を一緒につけて送ります。 個々のパケットが通信路を使うのは比較的短時間なため、 ひとつの通信路で見かけ上は複数の通信を行えるというメリットがあります。DOCOMOのメールはパケット通信料金で請求されますね。

分散処理
さて、宛先を指定されたパケットは、 どのようにネットワークを伝わっていくのでしょうか。 IPネットワークでは、ルーターと呼ばれる機械が これを判断します。 ルーター同士がお互いに通信しあって、 「この宛先ならば、このルーターに送ればいいはずだ」 という情報を交換して いるのです。 直接到達できなくても、バケツリレー式に送れるようになっています。

この方法だと、どこか1カ所のルータが壊れても、 自動的に迂回路を見つけて通信を継続できるという長所があります。 反面ネットワーク が複雑になると、 それに応じて個々のルータが把握しておかなければならない行先情報が増えるという問題があります。 これを経路情報 の爆発と称していますが、 IPアドレスの割り当てを工夫することで対処しています。

Peer to Peer
peerとは、同僚、同輩、仲間といった意味で、自分と同等の相手を意味します。 したがってPeer to Peerとは、 どこかにある特権的な中央集権サーバーにアクセスするのではなく、 お互いが対等な立場でアクセスする、ということです。 これは、ネットワークをシンプルにして端 末を賢くする、ということでもあり、 新しいアプリケーションの開発を容易にしています。 欠点として、個々の端末のメンテナンスが大変にな る、とう点があげられます。

ベストエフォート
パケット通信の特性上、通信速度の保証が難しく、「最大で10Mbps」という表現になります。 一つの通信路を複数の通信で共有できると いう特徴が徒となり、 同時に行われる通信が増えるにつれて1通信あたりの速度が落ちてしまう、ということです。

ルーターとは
ルートというと根を意味しますね。それで、ルーターとは根のように分散化するという意味があります。これが、インターネットでは異なるネットワーク同士を相互接続するネットワーク機器を意味します。ネットワークパケットをネットワーク層でルーティングします。 データリンク層では隣接ノード間もしくは同一セグメント上でしかデータの伝達ができませんが、ルータは、データリンク層でのデータ転送機能を組み合わせて、ネットワーク上のあらゆるノード間同士でのデータ転送を担当いたします。 ルータは通常、ルーティングできるプロトコルが固定的に決まっています。一番安価なルータではIP(TCP/IPのIP)しかルーティングできないことが多いのですが、価格が上がるにつれて順次IPX(NetWare)、AppleTalk、LAN-Managerなどルーティングできるタイプもあります。 IP、IPX/SPX、AppleTalk、SNA、DECNetなどにさまざまなプロトコル対応するルータを「マルチプロトコルルータ」と呼びます。基本的にはLANを外部のネットワークと接続する場合に使われます。

と、専門的な用語が飛び交ってしまいましたが、結論としては、ルーターを導入しましょう。
現在、私たちソフトウェア・コンサルタンツはお客様の業務を安全かつスムーズに運用していただくよう日々努力をしております。サーバー機が壊れデータが消えた。この業務はいったいどのようにおこなうのか?などといったことに迅速に対処するためにルーターという装置とリモートメンテナンスそしてバックアップサービスというすばらしいサポートをご活用いただけますようお願いいたします。
 

                              (CIVIC)

ニュース配信の改行位置を間違えてとても見苦しかったと思います。すみません (_ _ )>